しんぞうの創作室 しんぞうの創作室

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津波

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 超短編

鮫

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熱湯の金魚

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  • 140字小説 6
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使っている言葉など

「お元気ですかァ」って あのころ氷は暖かかった いくつもの太陽 うどんのようなものが降る ずいぶんおそかったね その帽子に何が入ってるのって どこに踏み出すのか ふところでワニを飼うＯＬが もうすぐ羽根が生えるタイプかな シミのようなものが壁に 七つの海を渡り歩き 中ですっぽんが煮えている 人々は溜息をつくばかりだ 人に質問し続ける森 人の言葉をしゃべる岩 何と読むのか思い出せない 前にも後ろにも歩いた 動物の皮とか巨人の皮とか 南米で輪に食い殺され 吐く息に炎が 呼吸が止まらないか心配だ 売れるか売れないかは お客さんが決めることだ 学べることなど何も 彼女の顔は口以外なにも無い 心は高校生のまま 月に兎がいないと思ったら 死体を踏んで歩くのにも馴れないとさ 活字がパラパラとページから滑り出て 熱湯の中でも涼しい顔で泳ぐらしい 白い波頭が日に照り映えていた 目に銀紙を貼り 石畳の上 ガス灯の下 縄の結び目を売って生活 背中にいくつもの突起が 自制がきかないんだ 舟が無ければ舟が造れぬ 舟の中に舟を造って 薄焼きせんべいが敷き詰められている 見たことがないからっていないとは言えないよね 貝殻で食べ物を 路地の隅に吹き溜まり 金属の花畑 釘の刺さった樫の木を煮込みます 餌はうさぎだよ 魚の消滅について研究していた

最近の投稿や修正したものとか

  • 心が巨大な人
  • #140字小説　No.8『微笑み返し』
  • #140字小説　No.7『サイレン』
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思い浮かんだイメージのスケッチ的なものです

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