#140字小説 No.7『サイレン』

#140字小説

140字小説
サイレンが鳴り響き
大変だ大変だと
人がおおぜい走って来る
何が大変なんですかと聞いても
みんな答えず通り過ぎてゆく
やがて道の向こうから
巨大なサイレンが歩いて来た
確かに大変だとぼくは思った

Twitterの文字数制限内のものです。
文字を削り過ぎて訳が分からなくなっているものもたまにあります。
参考 畑中しんぞうTwitterページ@shinzoonet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。